


トロイの遺跡を発見したシュリーマンは、語学の天才として有名です。認知科学で実証された、彼の外国語習得法をご紹介します。
① たくさん音読すること
② 翻訳しないこと
③ 毎日レッスンを受けること
④ 興味のもてるテーマを選んでたえず作文すること
⑤ それを先生の指導のもとに訂正すること
⑥ それを暗記すること
⑦ 次のレッスンのとき訂正部分をもう一度やってみること だそうです。
シュリーマンはいつも家庭教師をつけて習ったそうです。で、その習い方ですが・・・。講義を聞いて彼がすることは ① 自分が言いたいことの文章を作る ② それを発表し、その場でなおしてもらい ③ それを又発表し指導を受ける だそうです。
どんな文章を作るかと言いますと、彼はまず
記憶しなければならぬ単語や熟語を選定し、それらを含ませて、過去の自分の体験や自分が心からやってみたい事などに結び付けて文章にするという方法 をとっています。

又こんなエピソードもあります。 よい発音を早く身につけるために、日曜ごとに教会の礼拝に2回ずつ出席して、牧師の説教を聴きながら、 ①一語一語、正確に口の中で唱えたり、使い走りのときは、たとえ雨が降っていても、かならず片手には本をかかえ、 ②何かを暗誦しながら歩いた そうです
このことから何か気づきませんか? これは今流行のまさに 「シャードーイングと音読」 の方法ですね。

別のエピソードとして 彼は、ひとりの貧しいユダヤ人を雇ってきて、彼は毎晩2時間ずつロシア語の暗誦を聞かせる或いは話しかける、そのユダヤ人にはひとことも分からない話を。 こんなこともしたそうです。
シュリーマン式と呼ばれる学習法の原形がここにあります。ひたすら音読とそして作文、暗唱を繰り返す方式ですが、注目すべきはこのシュリーマンの外国語習得方のきわだっている点は 徹底した 「発信」型手法 だということです。
言語学習の両輪は「学習する」と「使う」ですので、学習方法としては「学習しながら使う」ことになるわけですが、往々にして「学習したけれど使わない」になりがちです。ですから意識して「使いながら学習する」というように切り替える必要があります。
本題からそれますが、語学スクールや外国語会話教室を選ぶ際に、このスクールは「使うことを中心にしたメソッド」になっているか、「学習が中心の教え方」になっていないかをよく吟味する必要があります。学習中心で学びたい方は大学や自治体などが主催する講義を受講するほうが良いということになります。
シュリーマンの実践的語学習得方はこのように 、声に出す・書く・話すそして自己表現するに重点がおかれていました。
このシュリーマンの語学習得方でもうひとつ注目できる点は、 単なる音読や暗唱ではなく、自己表現や体験という情動を基にして言語の習得を行っている ということです。これは現代の外国語学習のメソッドとして、認知科学の研究から、実証されている学習方法です。
「私はコーヒーが好きです」 という時、文として口に出すのではなく、ある 「思いがあってそのように言う」 ことで、生きた言葉になります。きいてくれる人がいて話すなら、その言葉には 「いっそう思いがこめられ」 ます。会話練習を行う時には気持ちを込める仕掛け、つまり記憶と情動を関係させる工夫が必要です。聞いてくれる相手をつくり、そして言いたいことを言う、伝えたいことを話す仕掛けが必要です。
又補足的な事柄ですが、認知科学の研究によれば、学習環境としてリラックスした状態や「楽しい」という感覚もとても重視されています。単に机に向かっての勉強ではなく、BGM が流れている部屋、ちょっとおしゃれなステーショナリイ、コーヒーの香り などが環境の小道具として大切になってきます。
で!この 中国語メールで添削教室 のメソッドも「書いて、自己表現して話す」という方法になります。
※ 日ごろの準備として、ナビゲートシートに覚えたい語句や熟語を添えておき会話のメモを用意する。 |
この方法ですと、早い段階から自分の言葉で会話ができます。確かに最初は語彙の少ない子供レベルの表現かも知れません。しかし表現技術をライティングを通して高めていくに従って、スピーキングのレベルも上がっていきます。
【中国語メールで添削 教室】 のメソッドをライティング学習の視点から解説した
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